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クラーナハ! [ちょっとした考察]

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この間、ちらりと日曜の朝、NHKの『日曜美術館』を見ていたのだが、この回はクラーナハだった。

う~ん、いつから「クラーナハ」と表記しだすようになったのだろう?

わたしが教えられたのは「ルーカス・クラナッハ」だったのに…。

今は「ルカス・クラ-ナハ」なんだそうだ。

ま、ドイツは全く解りませんので、「そうなんですよ」と言われたら「そうなんですか」って返すしかないんですけどね。

それでクラーナハといえば…わたしは『エロイカより愛をこめて』のエーベルバッハ少佐をすぐに連想してしまう。

この少佐渾名を「鉄のクラウス」とおっしゃいまして、軍人ですが、なんていうのかな、芸術音痴な方なのです。

で、美術品マニアの怪盗であるエロイカことグローリア伯爵は目利きなので

すぐに「これは〇〇時代の〇〇だ!」ってウンチクを垂れ流して喜ぶのですが、

少佐はうんざり。

ルーベンスあたりの絵になると「三段腹のおばはんが白目をむいている絵だ。不健康な絵だな。ダイエットをしたほうがいい」というのに対して、必ずこのクラーナハの絵が出て来るんですね。

少佐いわく「発育不全の小娘の絵なんか見てなにが楽しい…」なんですよ~。

でもそれはとりあえず、プロポーションからみるとその評は本当で、

上半身はいやに貧弱です。

で、わたし、なんか昔からこのクラーナハの絵は好きじゃないんです。

で、話は元に戻りますが、

日曜美術館の司会はNHKの女性アナウンサーの方と俳優でクリエイターの井浦新がやっておられますが、

途中でドイツ文学者で最近は「怖い絵」シリーズで有名な中野京子さんが出られたのです。

で、その前にもエライ画家の先生なんかがコメントしておられて、

「少しフェティッシュなものも感じられますねぇ~」と本音をオブラートに包むように仰っておられたのに対し、

京子先生は「変態ですよね!」と一刀両断!

たじろぐアナウンサーさんと井浦さん。

「え? ええ、 ヘンタイ、ヘンタイチックですよねぇ~。なんというかこのぉ~」

と必死になって中野さんをフォローしようとしていて、慌てふためているリアクションがなかなか面白かった…。

最近のNHKはスポンサーがいないせいかなかなか強気です。


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コメント 4

dezire

こんにちは、
私も「クラナッハ展」を見てきましたので、ブログを興味深く読ませていただきました。クラナッハの裸体画しは非常に美しく顔は清純な少女のようでしたが、薄布などをまとっているのがかえってセクシーで、誘惑されてしまいそうな雰囲気を感じました。少し気味の悪いところもありますね。クラナッハが、絵画や版画でルターの宗教改革に大きな貢献をした人であることを初めて知りました。

私は展示されていたルーカス・クラナッハの描いた作品を通じて、ルーカス・クラナッハという画家の本質を掘り下げて、ルーカス・クラナッハの全貌を整理し本質を考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。


by dezire (2017-01-13 15:05) 

sadafusa

>dezireさま

しばらくこちらのブログをかまってやりませんでしたので、お返事がおそくなりましたこと、お詫び申し上げます。

そしてまた、拙ブログにコメントいただけましたこと、心より感謝します。

さて、クラーナハですね。わたくしは関西在住ですので、今度大阪国際美術館に巡回するときに身にいこうと思っています。

リューべンスなどのたっぷりした絵から比べると、クラーナハの女性は
まだまだ未成熟な硬さがあるように思いますね。
それがドイツ的な好みなのか、画家個人の好みなのかとはかねがね思っていましたが…。

ご自身のブログのほうには改めてお邪魔してゆっくり拝読させてください。
by sadafusa (2017-01-14 21:45) 

めだか

ご無沙汰です。2回目のお邪魔様です。
その番組見ておりました。だいたい特別何もなければ見ております。上野にも行って参りました。
あまりお好きじゃないとのことですが、実はわたしもいまいちでした。実際に見ると予想に反した印象を持つこともあるのだと思いました。
京子先生は可愛らしくて、ご本もついつい買って読んでしまいます。絵はいいですね、ほんと。何もわかりませんけど、見ているだけで幸せです。



by めだか (2017-01-16 21:07) 

sadafusa

>めだかさま

コメントありがとうございます。

絵はまぁ、いろいろと知識があったほうが楽しいのでしょうが、
(昔の宗教画のようなものは)
でも、基本絵は「まず見るものだ」と今でも思っています。
そうやってたくさんいろんな絵を見ているうちに自然と目が肥えていく
ような気がします。というか実際わたしはそうでした。

そうですよ!見ているだけで幸せですよね!

わたしだってなんにもわかっていないです。
偉そうなこともいうつもりもないです。ここはわたしの
思ったことをそのまま書いているんですよ。

だって好きなじゃない絵を「世評がよいから」というだけで
「いい絵だ」なんて感じなきゃならないなんてナンセンスです。

生前巨匠だ!と言われて死んでしまったらあっという間に
世間から忘れてしまう絵もあれば、

そういう忘れ去られてもまた、何百年後かに再評価される絵もあり、

ゴッホやセザンヌのように「にせもの」とずっと言われ続けて
今や押しも押されぬ名画になっているものもあります。

ですが、また時がめぐると彼らの絵も忘れ去れるかもしれないのです。

つまり、世評なんて不確かなものなのですよ。



絵なんてフィーリング。
若い時好きだった絵も、年月を経ると感動しなくなったり
その逆もありますしね。


by sadafusa (2017-01-17 00:38) 

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