So-net無料ブログ作成
検索選択

惣領冬実の「マリー・アントワネット」(裏ブログとは違うよ) [読書&映画]

9月23日に発売だった

惣領冬実の「マリー・アントワネット」

news_header_marieantoinette.jpg

アマゾンで買おうとしたら、どういうわけか予約なのか送料の350円かかるっていうんで

ふつうのお店でダーリンに買ってもらいました(極端な出不精なんだな~)

やっぱり前々から、私が言っていたとおり、

王さまはすごいイケメンに描かれていた!

まるで「MARS」のレイちゃんのようでした…。

そこまでかっこよくせんでよいいのにというくらい、ハンサムでございました。

冒頭の大人になった王妃さまのお顔っていうのが

なんとなく、今フランス映画で引っ張りだこのカトリーヌ・フロに似ているような気がして~。

ヴェルサイユ宮殿監修っていうのがすごいです。

絵がやっぱり現地で取材してきたのは違う!って感じで

本当に詳細に描かれていた。

しかし、プチ・トリアノンの館の内部の詳細っていうのは、

いわゆるこのころのフランス貴族の一典型ではないかと思うのですね。

それは、「ベルサイユのばら」の外伝に載っていたジャルジェ家の構造とも

基本的には全く同じだし、

この間見た、ベルギーオランダ貴族のお話の映画

「素敵なサプライズ」に出てきたお屋敷の内観ともそっくりでした。

白黒でできた格子柄の床。それも斜めに走らせるのがヨーロッパですね。

そして、瀟洒な透かし模様の入った片翼だけの階段。

う~ん、いいですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マリー・アントワネットはなんていうのかな、

死んで名を挙げた人ですよね。

生きているうちは、罵詈雑言の嵐でしたが。

ルイ16世は、長らくツヴァイクの伝記が世の中に浸透していたせいで

デブでチビで愚鈍な王様と誤解されていましたが、

全くの逆で、ものすごく名君だったんですよ、

世の中を改革しなければならない、と思っていたから

結果的に革命が成功できたんであって、

暴君だったら、1789年の7月14日に

民衆を徹底的に痛めつけることもできたんですね~。

ナポレオンは案外非道でして、大砲に「ぶどう弾(散弾のこと)」を入れて

虐殺することもいといませんでしたが、

ルイ16世さまは、やはり最後まで使わなかったとか。

(知らないから使わなかったわけじゃないよ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マリー・アントワネットとフェルセンの恋ってものすごく有名ですが、

これも結局、学者たちの間では意見の分かれるところで

フェルセンは単なる王妃様の取り巻きのリーダーに過ぎないという意見や

王さまがあまりに頭が切れるので、息抜きにバカっぽいフェルセンとの会話を

楽しんだんじゃないかっていう説もあり、

中野京子さんなどは「ロココの時代というものを考えてみると、肉体関係がなかった、ってことが

不自然」ともおっしゃっていて、決定打には欠けるところです。

ただ、わたくしが思うに、

案外、この夫婦はあっさりしていて、ドロドロの不倫を楽しむタイプではなく、

ちいさな家庭の幸せを大事にしていた、とも思えたりするんですよね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

しかし、本は「え? これで終わりなの?」って感じで

面白いのに、すぐおわちゃった、続きはないの?って感じ。

だけど、「チェーザレ」も11巻でずっと止まっているし、

早く先が読みたいんですよ~。

わたくしが死ぬまでには全部読みたいです。

惣領センセ、頑張って。


寂しいのにうるさいのがきらい [ワタシのキモチ]

みなさん、こんにちは~

三連休がもうすぐ開けますね。

わたくしは、といえばダーリンがサービス業に従事したことで

土日が休み、という生活からオサラバしてこれで、もうだいぶたちます。

だから世間サマのように、土日が休みだからどっかいこう、とか

そういう生活がしたことがないです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、最近。

どういうわけか非常に寂しいんです。

わたくしが一番悪いんですけど、

ブログにしても、常連さんっていうのは

本当に面白いと思って読んでくださっていればそれに越したことはないんだけど、

お義理でポチられるっていうのが、ある時点で苦痛になりまして~。

それ以来、止めております。

たまたま、グーグルかなんかでひっかかって

こちらに流れてきた方が面白いな、と思って読んでくださっているのが

ある意味理想かなぁ、と思ったりしているんですね。

しかし、時には自分ひとりで発信していることが

寂しくなることもあるんですよ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

っていって、ここが難しいところなんだけど、

やっぱり、会話っていうのは、自分と同じレベルの方と成り立って

同じ思いを共感できる、ってことが一番大事だとおもうので、

自分よりレベルが上でも下でも、とてもつらい。

そしてわたくしの場合、会話が楽しめる人数って、マックスで自分を含めて四五人なので、

それ以上になると、もう苦痛以外のないものでもないんですね。

あと、静かな場所が好きなんですよ。

もう、人がうわぁ~っている空間は、なんだか非常に疲れてしまって…。

そういうわけで、どこか星の王子さまのように

遠く、遠く離れた小さな星から、

おお~~い、と自分の声をキャッチしてくれる人はいないかなぁ、

いや、いないよね、

いたらいたで面倒くさい

う~ん、だけど寂しい、

と変な循環を繰り替えている

今日この頃なのでした。


自分的激萌え映画   『デュエリスト 決闘者』 [読書&映画]

duell01.jpg

最近、ちょっと暑かったせいか、(京都の夏は半端なく暑い!)

精神的にも肉体的にも、しょぼ~~んとして辛くて、

大好きな映画も見られずじまいでしたが、

ここんとこ、少し回復して、フールーで楽しんでおります。

そして!!

 なぁんとタイムリーなことに、

自分的激萌え映画を見てしまいました!

タイトルは『デュエリスト(決闘者)』

どこに萌えるかというと、それは、それは!!

時代がナポレオン時代の騎兵隊の話なのです!!

わ~い! 

あの時代の軍服大好きな人間にしたら、よだれが垂れるほど

素敵な映画でした!

tumblr_n1d0uxkxBI1t63el6o1_1280.jpg
騎兵隊の将校さんは、乙女のあこがれ。
いつでもどこでも、モッテモテです。

みんなユサール騎兵の恰好をして、肋骨飾りの服の上にプリスを着て、

サーブル・タッシュをつけていて、華やかです~。激萌えです~。

harvey-keitel-keith-carradine-the-duellists-1977-bp8xgp.jpg

今まで、図でしか見たことなかった騎兵隊ですが、

動いているのをみて、なるほど、なるほどと感心してみていました。

それはともかく、

しかも!

監督がかの有名なリドリー・スコットというところが

ビックリです!

あの、「エイリアン」の監督ですよ。

このデュアリストっていいうのは、エイリアンをつくるひとつ前の

映画ということです。

う~ん、スコット監督になにがあったんだ?っていうくらい

作品の質が違う~~。

あ、でもこれがスコット監督のデビュー作らしいですね。

まぁ、監督って扱う素材が違えば、また逆に素材に見合うスタイリッシュな画像を

作りたくなるものだから、それはそれで納得です。

初めは1800年から始まるのですねぇ。

このころの軍隊はまだ、旧体制風ファッションが主流みたいで、

びっくりしたのですが、騎兵隊の将校のヘアスタイルです。

まぁ、なんとなく、ロン毛を後ろでおリボンで結んで、

サイドの髪はローリングして~、っていうのはなじみのあるヘアスタイルですが、

騎兵隊の人間は、サイドの髪を三つ編みしていた!っていうのが

 なんか新鮮でした!

2753-5445.jpg

でも、ナポレオンが皇帝になるあたり、1810年ぐらいになると、

流行が変わったというか、世の中の意識も変わっていくらしく、

髪の毛はロングにしなくなるんですね~。

20275_5.jpg

主人公のデュベールも途中で髪の毛を切っています。(でも、ローマ風に刈り込んでいなくてちょっと長い)

話は…。

1800年の第7騎兵隊の時代。

ストラスブールに駐屯していた第7騎兵隊に、

フェロー中尉という、きわめて決闘好きの男がいました。

本当は、軍人は決闘をしちゃだめっていう規則があったのに、

なんとフェローはそこの有力者の息子と決闘して重傷を負わせてしまう。

部下の不始末を聞きつけて激怒した将軍は

主人公のデュベール中尉にフェローを謹慎処分にするということを伝えて来い!と

命令します。

f668bf139d3ed0eb6704d1ed96dd674e.jpg
将軍ファッションも渋い!!!

しかし、単なる伝令役のデュベールに対し、フェローは「謹慎処分」にされたのは

お前のせい、といって逆恨みします。

バカとは会話ができないという典型です。

すぐにまた、「お前と決闘する!」とフェローは激高します。

ここで、受けて立つと自分だって軍紀を犯したことになり、

自分の立場が危うくなることを知っているデュベールは

決闘することを固辞するのですが、アホなフェローはどうしても返してくれません。

諦めて決闘するのですが、

賢いデュベールにフェローはどうしたって負けちゃうんですよ。

初めは剣で、

duellists4.jpg

次は馬上で、

the-duellists-1977-keith-carradine-due-001-bkam32.jpg

最後は銃でって

duellists5.jpg

何回やれば気が済むの?

それに、デュベールはフェローに対抗心ももってないしね。

しかし、いつまでたっても、フェローは和解することをかたくなに拒み、

なにかあるごとに決闘を再開させようとする。

さて、時代は過ぎ去り、キレモノのデュベールはそれなりに

ナポレオンのロシア遠征にも辛くも生き残り、あまつさえ王政復古の世の中になっても、

世の中をうまく泳ぎ渡り、めでたく旅団長(日本風に言えば、少将)にのぼりつめました。

長らく戦い一辺倒で生きていたデュベールですが、姉さんが持ってきた縁談を受け、

tumblr_n4sxgnBROm1ttozn5o1_1280.jpg
キース・キャラディーンの手足が長くて優雅なこと!
もう、美しすぎて震えます!笑

幸せな家庭生活を送ります。

duellists207.jpg
 ウェディング・ケーキをカットインするときは
自分のサーベルでカットよ。
やっぱり、手も美しくてセクシーな
キース・キャラディーン!
紺サージの上に金糸の刺繍が見事な将軍ファッションも素敵!!!!
あ~、こういう素敵な将校さんとなら
あたしも結婚したいかも!
(旧日本陸軍はいやです)

さてもうすぐ妻が月満ちて初産をしようというまさにそのとき、

しつこいフェローはまた、挑戦してくるのです。

しかし、デュベールは今や父親になろうとしているのです。

それに妻もいる、そして一人娘の妻の舅もいます。

いまやデュベールには一家の長としての責任があります。

ここはどうでもフェローに勝たなければならない。

デュベールは誰にも告げず、フェローとの一騎打ちへと向かうのでした!

・・・・とまぁ、ありがちな話ですが、

それなりに面白かったです。

keith-carradine-the-duellists-1977-BP8F0D.jpg

このデュベールをやった俳優さん、まったく知らない人で

キース・キャラディーンという人なのですが、

わたくしのストライクゾーンど真ん中という、すっごいハンサムな人です。

なんていうのかなぁ、いかにもイギリス男って感じ

(とかいいつつ実はアメリカ人 要するにアングロサクソン色の強い人)で、

レイフ・ファインズとかジェレミー・アイアンズみたいな

ものすごく手や脚が長くて、肩幅もあって、首なんかも長くて、

って感じのハンサムさんです。

どういうのかなぁ、前も『シェリ』のルパート・フレンド見て思ったけれど、

こういう人って絶対にイギリス人なんであって、フランス人には見えないんですよね。

イギリスとフランスって近い、と思うけど、

イギリス人って実は北欧に近くて、フランス人って南のローマ寄りの人種なんだなぁと

思ったりします…。

フランスを描いた、イギリス映画なのでありました。


無垢な少女の娼婦  pritty baby [読書&映画]

PRETTY20BABY202.jpg
 

だいぶ、昔の映画を見ました。

ブルック・シールズの出世作、ルイ・マル監督

「プリティ・ベビー」

この映画は、アメリカ映画らしいですが、

舞台はニュー・オーリンズで、少しフランス風なんですよね。

で、監督さんもフランス人なんで、

昔のフランスの娼館である「メゾン・クローズ」の雰囲気が

よく出ているなぁ、と見ていて思いました。

パリ、娼婦の館  メゾン・クローズ (角川ソフィア文庫)

パリ、娼婦の館  メゾン・クローズ (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 鹿島 茂
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: 文庫


f0104705_20343213.jpg

そして、身体をひさぐ商売で、ギスギスしている女たちばっかりいるのかなぁ~

と思いきや、舞台の裏側を見ると、

女将がいて、身体を売る女がいて、作男もいて、料理女もいて、

男に身体を売っているわけだから、当然、その結果として

子供もうろちょろしているわけで、

案外、こうふわ~っと家庭的な雰囲気もある。

これはモーパッサンの『テリエ館』を読むとよくわかる。

imagesY820GRG9.jpg

まぁ、そういうフランス風な感じが濃厚な娼館が舞台となります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そこにまだ大人でもなく、子供でもない12歳の少女、ヴァイオレットが住んでいます。

彼女は、娼婦の母親から生まれて、この館で育ち、この世界以外のことを

知りません。

男に身体を売ることが、賤しいことだとも別段思っていないし、

そういうのがごくごく当然で、自分も将来は母親やここの仲間の姐さんと同じように

娼婦になるんだろうなぁと思っているんですよね。

でも、あるとき母親のほうがパトロンを見つけて、娼館を後にする。

堅気になれたわけなんです。

でも、外の世界をしらないヴァイオレットは母親と一緒に

パトロンの家へ行くのを断固拒否する。

そして…、あるとき、初物であることを付加価値として

客の前で競りにかけられ、なんと一晩400ドルの値をつけられて

中年の男に破瓜されてしまうのですね~。

そういういたいけなヴァイオレットを放置できなくて、

全うに育ててやるには、夫婦になるしかないと思い、

娼婦を撮る写真家の男に引き取られるんですね。

でも、あるとき母親が迎えに来て、

「まだ年端もいかない娘に対して、

親の同意もないこの結婚は無効だ!」っていって、

むりやりその写真家から娘をかっさらっていくんですよねぇ。

最後は良家の子女ふうな恰好をさせられて、

駅のプラットフォームに立つ、ブルック・シールズですが

良かったね、っていう気持ちにはなれず、

「なんて痛ましいんだろう」ってしみじみするんですよね。

この子は、今まで世の中の裏の裏まで見て来て、

今更、まっとうな世界に戻っても不幸になるんだけなんだろうなぁ、みたいな。

20150512_895666.jpg

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それと同時に当時11歳のブルック・シールズですが、

まだ、大人の世界もよく知らず、実際はもっと夢見るような

親や、友達などで幸せにくらしているような年頃なのに、

こんなすごい映画で全裸になって、ものすごい大胆なポーズをとらされているのが

本当になんというか、痛ましいんですね。

劇中の少女娼婦のヴァイオレットも

それを演じているブルックも

やらされていることの本当の意味もわからず、

微笑む顔ざしのなんと無垢なことか…。

それがもう、絶世の美少女ですから、よけいです。

後年、ブルック・シールズは、やはり幼児虐待を受けた、

マイケル・ジャクソンと仲がよかったそうですが、

やはりね、こんなロリータ趣味の映画に出させる親の良識みたいなもの、

なんだか疑ってしまうんですよね。

Pretty-Baby-brooke-shields-843034_500_363.jpg

子役と言えども、やはり心はありますからね。

そのときは言語にできなくても、

受けた心の傷はあとになってうずくはずです…。


有田焼の mitsuko [できごと]

IMG_5738.JPG 
最近、ウラばっかり熱心になって
こっちのほうをおろそかにしていて
ちょっとなぁ~と思っております。
さて、わたくし先日誕生日を迎えました。
なんていうんですかねぇ。
昔、今の自分と同じような女性をみて
きっと身体も心も枯れてるんだろうなぁ
とぼんやり考えていましたけど、
全然そんなことないですね!
結構気持ちは若いときと変わらないんですよね。
いやだなぁ~、ギラギラしていて。
とげんなりしますが。
それはともかく、
誕生日だ!ということで、
別にめでたくもないんですが、
最近、誕生日になったら、
ダーリンに香水を送ってもらうことにしてます。
で!
今年はこれに挑戦してみました!
それは、
ゲランのミツコ!
 guelain_main.jpg
名香だし、名前がいいよね、
と前から狙ってはいたんですがね、
どうも、最近のフレーバー
軽くて心地よいんですわ。
しかし、あたしもこんなトシだし!
ってことで、
ことしは日本、フランス香港限定の
有田焼バージョンチョイスしてみました。
う~ん、すんごく好き!ってわけでもないけど、
ついレアものっていうところに
ひっかかってしまいましたね、
ミツコの香は、
う~ん、オードトワレなのに、
かなりきついです!
uploaded.jpg
旦那さまに言わせると、
押入れとか、キクとか
なんかそういう和風のにおいを感じさせるそうです。
しかし、これ、ほんとにちょっとだけつけるぐらいにしとかないと、
つけてて気持ち悪くなってくるわ~
う~ん、大丈夫か?w

うらブログも作りましたよん。 [できごと]

ちょっと宣伝

最近は宣伝ばっかりでやばいね!

うらブログも作ったので、どうぞ遊びに来てください。

http://sadafusa-novels.blog.so-net.ne.jp/

ここですね。

この間から、「アニばら」を見過ぎてどうしても

書きたくなって書いたんですよね。

 ただし、わたしの場合は、いわゆるあのSSのノリじゃないです。

どっちかというと

目指したのは、ガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』のサイドストーリーの

ファントム』であるとか、

『風と共に去りぬ』の『スカーレット』みたいなあんな作品を目指しています。

もっと欲を言えば、『ジェーン・エア』に対する『サルガッソーの広い海』とかね。

これはまぁ、しかしサイドストーリーというより、Prequel といったほうがいいのか。

本当はもうちょっと短いものを手掛けるつもりだったんだけど、

なんだかんだで原稿用紙250枚ぐらいになっちゃいました。

でも、トモダチに訊いたら、

「あ~、パソコン使いすぎてしんどいから、正直長いな、って思ったけど

意外とすぐにすらすら読めた~」ってことで安心です。

自分としては、漫画の原作かラノベ気分で書いたのでお気軽にどうぞ。

原作をまったく知らない人でも読めるように作りましたので…。笑

ま、小説ってどんなに書いても、そうそう量産できないもんだから

あっちはマメに更新できないんだけど、

義理の息子がイラストレーターなんで、そのうち美麗なオスカルさまの

ファイファン風なブログヘッダー、描いてあげる、といわれ(売れっ子なのでめちゃ多忙)

楽しみにしている昨今であります…。

そのうち、昔書いたヤツも順次、用意が整い次第載せていくつもりでおります。


八月読んだ本のマトメ [読書&映画]

月が九冊、夏バテしてて、なんだかすべてが未消化で

覇気のない一か月だった…。

ただ、この中で「刀伊入寇」がすごくよかった。

あの「枕草子」の中に出て来る中宮、藤原定子の弟、隆家が主人公。

これ、わたくしの夫サマとも話していたんだけど、こういうのほんと大河ドラマにしたら

面白いのにね、て。

この作品は、話もそうなんだけど、この主人公の貴公子にして

猛きもののふぶりがもう、しびれるほどかっこいいっていうか、美しくて、

そう、美しいんですよね。ものの考え方が。

しびれるイッサツでございました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ナポレオンの生涯 (文庫クセジュ)ナポレオンの生涯 (文庫クセジュ)感想


シャトーブリアンの「彼は生きているときには世界を失ったが、

死んで世界を我がものとした」というセリフは心憎い。

当時、革命が起こらなければならないほどにフランスは窮乏していた。

勃発後、革命効果が波及することを恐れた他の国は対仏戦争を仕掛け、

それがもとでナポレオンは常勝将軍となり、フランスの国家財政は蘇生したのだ。

それを思えば、やっぱりナポレオンは革命の申し子でもあり、鬼子でもある。

ナポレオンの最後は耄碌した秀吉と似ているが、

セントヘレナ島で回顧録を執筆して後世に自分の偉大さを伝えたのは、実に抜け目ない。


読了日:8月26日 著者:ロジェデュフレス


 

刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)刀伊入寇 藤原隆家の闘い (実業之日本社文庫)感想


作者は本当にシビレるフレーズをお書きになる。

「勝者がすべてはない。敗者の悲しみやせつなさの中にこそ美しさは発露される。」

中関白家・道隆の次男、姉は中宮定子。

一時は世の栄華を極め敗れ去った一族だからこそ、その心情が一層際立つ。

ところで刀伊という存在はこの本を読むまで全く知らなかったし、

また「大鏡」で「中納言殿、御気色悪し」のあの中納言が隆家だとも認識してなかった。

(すごく日本史音痴なの)こんな雅やかな貴公子が軍を率いて遠い夷狄と刃を交えてたとは。

しかも清少納言や紫式部と同時代人。う~む、歴史って重層的!


読了日:8月21日 著者:葉室麟

レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC)レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC)感想


リュック・ベッソン監督の「ジャンヌ・ダルク」を地で行くような感じ。

きょわいわ~。


読了日:8月21日 著者:山岸凉子

テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)

テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
読了日:8月21日 著者:山岸凉子


 

はなとゆめ (角川文庫)はなとゆめ (角川文庫)感想


とても感動しました。「はなとゆめ」というタイトルがむむむ?でしたが。

枕草子の話だったのですね!!人は何で生きるのか、

ということをこれほどまでに明快に書かれた小説はなかったような気がする。

人生は短く、花の命も本当に短いが、

時宜に叶ってそのミラクルのような花の開花を見ることが出来る幸運な人がいる。

それが清少納言だし、その結実が「枕草子」なんですね。


読了日:8月19日 著者:冲方丁


 

レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV)レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV)感想


これは同名の映画の原作ではなく原案というところがミソ。

なじみのない地名そして川。自宅の高等地図帳を探しても、

ミズーリ川は載っているがグラント川は載っていない。

せめてこの物語の主人公、ヒュー・グラスが劇中で活躍しているおおよその地図を載せてほしい。

映画のディカプリオは燃えるような復讐心を抱いて、

地獄の底から蘇り、信じられないようなサバイバルゲームを展開していたが、

小説はどういうわけかヴィジュアルとして優れている描写は皆無だった。

もしかしたらこちらのほうが史実に近いのかもしれないが読んでいて退屈だった。


読了日:8月16日 著者:マイケル・パンク

華麗なるナポレオン軍の軍服: 絵で見る上衣・軍帽・馬具・配色華麗なるナポレオン軍の軍服: 絵で見る上衣・軍帽・馬具・配色感想


こういう服飾関係の本は大好きなので、思わず買ってしまった。

ベルばらを初めて読んで以来、ナポレオン時代の軍服ファッション・ファンです。

本当に美しい。

それにしても思うのは、たとえ一兵卒と言えど、かなり凝った服を着ていたということ。

下級将校だとしても、上着の意匠、サーブル、サーブルタッシュ、剣帯、軍帽のみごとさ。

刺繍なども本当に精緻を極めていて、一そろい作るのに、どれだけの時間とお金がかかったのかと思う。

しかし、ロシア遠征の時に40万いた兵隊さんは2万しか生還できなかったとか…。

なんかいろいろと感慨深い。


読了日:8月13日 著者:リュシアンルスロ

ナポレオンの生涯 (「知の再発見」双書)ナポレオンの生涯 (「知の再発見」双書)感想


ナポレオンの肖像画・戦争を描いた絵画は驚くほど多い。

ナポレオンってこういうイメージによる情報操作も得意だったのかなと思う。

この人は将軍時代や執政時代までは華やかな恰好をしていたけど、

皇帝になると親衛隊の連隊長という左官服を着ていた。

登りつめると恰好なんでどうでもよくなるのか。やっぱり賢いなぁと思う。

ルイ16世もこういう世知に長けていたなら、もっと違う人生を送れたのではないかと思う。

案外知られていないことだが、マリー・アントワネットの服飾費なんて

ジョゼフィーヌの浪費と比べたらかわいいもんだったっていうし…。


読了日:8月13日 著者:ティエリーレンツ

ジェームズ・ボンドは来ない (角川文庫)ジェームズ・ボンドは来ない (角川文庫)感想


実話だ。そしてめまいを覚えるほど衝撃的。

もともとスパイ映画が好きだが、

その中でも特に『カジノ・ロワイヤル』以降のボンドが好き。

『トゥルーライズ』も真っ青の、ゴージャスな設定。ともかくどんなシーンでもいいカットが撮れるまで、

金に飽かせて撮影をやり直したとか。

女神のようなエヴァ・グリーンを前に、直島でボンドガール・コンテストとか…。

可笑しいを通り越して痛ましい。

あまりにしょぼい。しかし島民は結構本気なので、

それがいっそうこの話をミゼラブルなものにしている。

ここが現実の日本なのかって疑ってしまうほどに。


読了日:8月1日 著者:松岡圭祐


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。